« まめ雛飾り | トップページ | FRANZ »

私の知らない・・・

31569637私の知らない‘日本 ’がそこにありました。
でも
私達が知るべき‘日本 ’がありました。

昨日は、ほぼ定時に仕事を終え、まっすぐ帰宅。
夜の9時から3時間
ノンストップで1冊の本を読み終えました。



"散るぞ悲しき
  硫黄島総指揮官・栗林忠道
"



生きてもう一度日本に戻れない。
それだでなく
日本が勝つということさえも望めない戦いの中。

きっと自己を捨てなければ・・・
お国のためと言い聞かせなければ・・・
やり切れないのではないのだろうか?
自分らしさを持ち続けた人達がどれだけいるのだろう?
人としての幸せなんて
生きてることへの喜びなんて
何処かへ皆置き忘れてしまったような人達ばかりなのでは?

と読む前までは私は想像してました。

でも、
あの‘とき ’
あの‘場所 ’でも
最期まで‘人 ’として生き抜いた人達がいた・・・

とても悲しく、残酷な日本の歴史上の出来事ではあるけれど
この本を読んだあとは、不思議と悲しい気持ちというよりか
ホっとした・・・温かいものが残りました。

一度何もかもゼロになったからこそ
今の日本がある。
そのために、あの時代に失った命がある。
そう思いました。

私はまだ硫黄島を舞台にした‘父親たちの星条旗’と‘硫黄島からの手紙’を見ていません。
映画ではどんな風にこの出来事が描かれているのでしょうね・・・

|
|

« まめ雛飾り | トップページ | FRANZ »

SAKURA-MOCHIの本棚」カテゴリの記事

コメント

本を読まれたのですね。
‘父親たちの星条旗’と‘硫黄島からの手紙’は、私も
かなり観てみたい映画です。
イーストウッド監督が両方の国の側から、戦争を英雄視する
ようなのではない描き方で撮った映画。(←変な表現;)
いつになるか分からないけれど、是非両方観てみたいものです。

極限的な状況でも、人として生き抜いた人がいたということに
ホッとされたというお気持ち、分かる気がします。いえ分かります…

投稿: ポージィ | 2007年2月25日 (日) 20時47分

★ ポージィさん

是非映画をご覧になる前に、この本を読んでみてください。
私は兄に薦められて読みましたが、内容も重たい本ではないので、読みやすく3時間で読めてしまいますよ。

本で記されている家族に宛てた手紙に

夜の静けさの中で聞いた風の音とか
月の美しさ

を書いた手紙があって、
家族に心配をかけまいと、敢えて戦時中の苦しさとはかけ離れた内容を書いたのかもしれないけれど、
そういう自然の美しさに気付く心が残っていた・・・
ということに驚いたと同時に
なんだか、ホッとしてしまったのです。

お奨めです。

投稿: SAKURA-MOCHI | 2007年2月26日 (月) 12時33分

私は映画「硫黄島からの手紙」を観ました。
手紙の内容があまりうまくフィーチャリングされてなかったけど(映画という媒体の性質上仕方がないですかね)、とっっってもおすすめです。戦争の虚しさと、散っていった数々の命への思い(日米関係なく)、そして今ある私達の生活に感謝の気持ちを感じずにはいられない。私達の世代は絶対1度は見るべき映画だと思います。

「父親達の星条旗」も見てみたいな〜。そしてこの本も是非読んでみたいです!

投稿: Yねえ | 2007年2月27日 (火) 04時15分

★ Yねえさん

映画みたんですね!
私は父親達の星条旗を実損ねてしまったので(というか・・・日本は映画高い〜!!)、DVDでゆっくりまとめて見ようと思います。
でも、結果的に本を先に読んで良かったかもしれません。
今は硫黄島は一般の人は訪れることができませんが、この本の中に

硫黄島へ降り立つには、まず最初にここで命を落とした人達の骨を踏んで上陸しなければならない

ということが書かれています。

島自体が大きな墓標・・・そう思わずにはいられませよね。
是非読んでみてください!

投稿: SAKURA-MOCHI | 2007年2月27日 (火) 22時44分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/80596/14022881

この記事へのトラックバック一覧です: 私の知らない・・・:

« まめ雛飾り | トップページ | FRANZ »