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病気を知る

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医療ライターの仕事を始めてから、
様々な疾患について知る機会がある。

耳にしたことはあるけど・・・具体的なイメージのないものもあれば、
全く知らなかった病気もある。

仕事で発達障害の勉強をする機会があり、
この本を読みました。

「発達障害かもしれない」磯部潮

発達障害の子供達は、見た目普通の子と変わらない・・・。

落ち着きが無い、友達と仲良くできない、突然パニックを起こす、

ちょっと変わった子だよね?と周りから思われる子供達。

相手の言葉・行動をそのまま受け取り、相手の感情を理解できない。
そういう子供達は、独自の世界観の中で生活をしている。

こういう症状は、悩に何らかの障害をもつことが原因であって
決して親御さんの教育が悪いのでもなく、本人がワガママであるのでもない。
そういう点が、世間ではなかなか理解してもらえない疾患です。

 


 

ある特定のことに対して異常な集中力やこだわりを持つため
他の人とは違う・・・優れた能力を持つことがあるそうです。

歴史上の中で、天才や偉人と呼ばれる人達は、
この発達障害であった可能性をもつ人が何人かいるようです。

発達障害は
私も含め、普通の人だとなかなか理解し難い障害です。

でも、その病気を知ることで、そういう障害を抱える人達がいる
ということを理解することだけでも、関わり方は変わってくるのでは、と思う。

それは同情というものではなく、
同じ社会の中で、同じ時間をどうやって共有するか、ということを考えるきっかけにもなるような気がします。

今の仕事を始めて、様々な疾患について知る機会を得て
そういう生活の中で、改めて日々感じること、思うことはたくさんあります。
でも、そういうことを、この場で書くことは・・・今の私にはできません。

私は医者でもなければ、医療の専門家でもない。
増してや、学校で医学の勉強をしたわけでもない。
そんな私がその時感じた気持ちを、思うままに書くというのは、
あまりにも無責任過ぎる、と思うからです。

ものを書く仕事に携わるようになってから、言葉を残すことの責任の重さも知りました。
だから、日々の私の個人的な生活ではなく、
病気とか・・・障害とか・・・
そういう内容について、軽い気持ちで文章にすることに、凄く恐さを感じます。
あくまでも、私が感じたことでも・・・
不特定多数の人が目にする場で言葉にする時、どう取られるかは分かりません。

でも・・・
自分は関係ないと思っている人達にも
多くの病気を知ってもらいたい

そう思います。

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この著者は、

他にもうつ病や人格障害についても本を書いているようで、
私も続けて買ってしまいました。

通勤時間を使えば2、3日で読めてしまうし、
一般の人でも分かりやすい内容だと思います。

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SAKURA-MOCHIの本棚」カテゴリの記事

コメント

心の病気は、周りの理解が必要ですし、色々難しいですよね。
こういう本があって、偏見などがなく、知識が一般に広がるのが理想なのでしょうけど・・

朝青龍の件も、自業自得だという人もいるけど、
うつ病や精神的な病名をあれだけ、公表されるのは、
本人の立場で考えるとかなりつらいのは・・?と思ってしまいます。

投稿: Tomoko | 2007年9月 2日 (日) 00時08分

★ Tomokoさん

Tomokoさん、記事中に誤った表記があったので、訂正いたしました。

発達障害の子供は、心の病気・・・というよりは、精神遅滞が生じる病気です。
もちろん、発達障害により、うつ病や精神障害などを生じてくる場合もあるかと思いますが。
(そこの部分を訂正いたしました。いやいや、この手の話題は・・・書くことに神経使いますね、やはり。)

でも、心の病気や、この発達障害も含め、健常者にはなかなか理解しずらい病気だと思います。
身近にそういう人が居ない限り、無関係、って思いますからね。

精神病はマニュアル通りの診断や治療が、他の疾患と比べると困難ですよね。
でも、カルテ上何か診断をつけなくてはいけないし、治療をするために診断名もつけなければならない。書類手続き上の問題と、実際の症状との間差が生じるのも確かだと思います。

朝青龍の問題も・・・結局は本人にしか分からないう部分も多くあり、
マスコミが騒ぎ過ぎている部分ありますよね。
ほっておいてあげる・・・・というのが一番だと思うのですが。

投稿: SAKURA-MOCHI | 2007年9月 2日 (日) 04時37分

物心ついてから死別するまで、母親がずっと病気だったせいか
病気や疾患、医療関連全般に興味や関心が強い方です。
でも、精神的なものや発達障害、自閉症などは書いてあるものを
読んでも全体を理解するのがとても難しいですね。
ひと括りにされていても、個人個人で差がありますし。
でも、少しずつでも知識を持つことが理解につながっていく
のだろうと思います。
まずは、そういう名前の障害がある、病気がある、と知る。
そこから始まっていくのですよね。
私もサスペンスやミステリーばかりじゃなくて、こういう読書もしなくっちゃ。

投稿: ポージィ | 2007年9月 3日 (月) 11時53分

★ ポージィさん

病気は・・・身近な存在にならないと、気付かないことが多いですよね。
でも、患者さんへの対応だけでなく、
病気を知ることで、自分も予防できることって多いんですよ。
まあ、あまり神経質になってもよくないですけどね。

この本は・・・読みやすいし短時間で読めるので、お薦めですよ。
ブックオフでお値打ちに購入するのが良いかsもれません。笑

投稿: SAKURA-MOCHI | 2007年9月 4日 (火) 23時11分

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