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SAKURA-MOCHIのお仕事

この1週間は、医療ライターとして学んできたことを振り返る1週間でした。
12月でちょうど1年。
振り返って反省する時期であり、
来年度からの1年の目標、
もっと長い目で見た時、自分がこの仕事で何をやりたいのか
それらを考える時期でもありました。

以上のことを文章にして、上司に提出しなければならなかったのですが、
実は思いのほか・・・言葉にするのは難しかった。

頭の中でぼんやり考えて、それを明確に更に考えたつもりでも
いざ文章にしようと思うと
もっともっと考える必要がある。
それだけ、頭の中で考えていることって、とても曖昧なのです。
普段の会話にしても同じ。
人が思ったことを、言葉にする。
でも、それは一瞬で消えてしまう。

言葉を文章にする、ということは
立ち止まって考えるということで、自分の思いや考えをそこに刻むということです。
自分が伝えたい気持ちや考えと、文字にして残したものとの間に
ズレが生じないように、正しく伝えるために
言葉も選ばなければならないし、一語一句大事に扱っていかなければならない。

私の仕事は、私ではない他の誰かの言葉を文字にして記すこと。
他の人の意見や思いを、正しく別の第三者に伝えること。
尚更、ひとつひとつの言葉、表現に責任が生じます。
時々、その責任の重さに、恐怖感を抱くことがある。

人生の中で、こんなに日本語を真剣に読んだ1年は無いかもしれない。笑

1年経とうとする今、
私が書いた文章は・・・まだ残念ながらお金にはなりません。
まだまだ下積みの段階です。

最初の半年間は、とにかく辛かった。ど素人故、仕方無いことだと頭で理解していても
できない自分が悔しかったし、楽しくもなかったし、ただただ気ばかり焦っていたような気がする。
今の仕事を楽しい、面白い、と思える瞬間が出てきたのは、ほんのこの1、2カ月のこと。
それは、大きな進歩だと思うし、やっとスタートラインに立てたような気がする。

仕事って・・・自己表現の1つだと思う。
研究もライティングもそれは同じ。
いつか、自分にしかできないもの、それができるようになれたら嬉しい。
研究を辞めて今の仕事に就いた意味も、いつかきちんと形にしていきたい。
そのためにも、正しくものを伝えられる一人前にならなければならない。

そして、病気で苦しむ人達にとって
ちょっとでも役に立てたら・・・って思う。

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私が携わる医療ライターの仕事って・・・どんな仕事?と聞かれたら
とにかく勉強するのが仕事、と言えるかもしれません。
あらゆる分野の疾患に関する仕事の依頼があるわけで、
それを短期間(3日間とか1週間とか)で最大限勉強して・・・吐き出す。
研究者は、持久力のいる長距離ランナーかもしれませんが
ライターは、短距離ランナーかつ多種目選手と言える。

研究者からのライターへの転身・・・大変なはず。笑


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コメント

もう1年になるのですね…ちゃんと思い出せば確かにその通りなのに、
なんだかびっくりです。
この仕事を始められてしばらくした頃、だいぶ苦しんでいらっしゃい
ましたよね。
最近では「楽しい、面白い、と思える瞬間が出てきた」とのこと。
よく頑張られましたね。基礎的なものが着実に積み重ねられてきた
ということでもあるでしょうね。
新しい世界もどんどん増えていますね。
重さや責任があるだけ、やりがいのあるお仕事。
さらに1年後には、今よりまた一回り成長したSAKURA-MOCHIさんが
いらっしゃるんだろうな、と思います。

投稿: ポージィ | 2007年10月10日 (水) 11時52分

★ ポージィさん

いつも温かい言葉をありがとうございます
私もこの日記を書いた後に、春頃の日記を読んで・・・

ああ・・・苦しんでたな、私、笑
って思いました。

きっとまた、新たな壁にぶつかるのでしょうが、
その時は思いっきり落ち込んで
この場を借りて・・・その思いをぶちまけ
また、前進して行こうと思いますので
どうぞお付き合いくださいね。

投稿: SAKURA-MOCHI | 2007年10月10日 (水) 22時49分

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