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チーム・バチスタ!!

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チーム・バチスタ!!

医龍の次は・・・この本で。

チームバチスタの栄光
      海道 尊



この本は、当初の期待以上に面白かった!
ちょっともう一度読み返したいぐらい。

最初、上巻を読み始めたとき・・・
なんか、淡々と話が展開されていくのに飽きてしまい
うーん・・・今イチって思ったんですよ。
それがちょうど年末の頃。
正月休みで帰省する際に新幹線で読み始めて・・・

実家に帰ると、なんと兄も同じ本を持ってきてました。笑
兄は読み終えて私に薦めるつもりだったようです。
なんかこれ、今イチなんだけど・・・って私が話を兄にしたら

下巻から話のテンポが変わって、すごく面白くなるるから!

と言われ読み続け・・・
その通り!
あっという間に読み終えてしまいました!
ちょっと、もう一度読み返したいです。
内容を知った上で今度は文章をじっくり読みたい。笑

なるほど。
兄の言う通り、この本の面白さは、内容だけでなく
上下巻で、登場人物が1人加わることにより
完全に文章のテンポが変わることにも面白さがあります。

手術中に起きた術中死が医療ミスなのか・・・事故なのか
それを二人の登場人物によって突き詰めてられていく。
手術チームを一人一人に質問してプロファイリングしていくところは
心理学的な要素も入ってます。
過去に起きた手術という、同じ事象について
この二人が全く違うやり方で、当事者に質問していくのですが、
面白いほど、質問された側の反応が違う。

それが、文章のスピード感で伝わってくる。


そこで思いました・・・

これを映像でどうやって表現するのだろう??
映画はまだ公開されていないので、なんとも言えませんが
これは小説だから
文章だから
面白いんじゃないかな〜って私は思いました。

確かに謎解きのストーリー、
登場人物のキャラクターの濃さは映画でも伝わるかもしれないけれど・・・
うーん。。。それではこの小説の面白さを全て反映できないと思うんですよね。

しかも・・・キャストに私は不満です。

竹内結子と阿部寛・・・
・・・( ̄  ̄;) うーん

それは、違うでしょ・・・。

阿部寛はおそらく上手く変人っぷり?出してくれそうだけど、
私の中ではこの役は、
ちょっと小太りな感じで、
子供っぽいけどキテレツな変人。
阿部寛は・・・モンスターって感じじゃないもの。

そして竹内結子は・・・完全にキャラが違う。
この役は、窓際族っぽいもっと冴えないイメージじゃないと。。。
なんかできる女医って感じがしてしまうのです、彼女だと。

映画化される小説は
きっと面白いに違いない!という
安易な発想で、結構読むのですが、
原作読んでしまうと、そのイメージを崩されたくないという思いが働いて
映画を見れないんですよね。

これも・・・その1つになりそう (^▽^;)。


********************

この小説のもう1つのポイントは・・・

謎解きの鍵でもある
Ai(エーアイ)という、死亡時画像診断

私はこの小説で初めて知ったのですが
その直後、あちこちでこのAiに関する医療ニュースを目にするようになりました。

通常、死因を調べる際には剖検が行われるわけですが
当然の事ながら遺体にメスを入れなければなりません。
遺族としては、何か不審な点があっても剖検となると躊躇われる場合があるのではないでしょうか。

このAiを用いれば、メスを入れずに死因を特定できる可能性が広がる・・・
ということで今注目されています。

これまで原因不明だった死が解明されれば
それは医学の進歩にもつながるでしょう。

Aiは今後、もっと私達の目に触れる機会が増えてくると思います。

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コメント

ちょっとサスペンス的要素もありそうな、
内容の濃い社会派小説という感じですね。
上巻を我慢して下巻まで読み進められれば
一気に話に引き込まれて… 
ちょっと興味が湧きました。

死亡時画像診断(Ai)は初耳です。
検死解剖のシーンは翻訳サスペンス小説で
たっぷり目にしてきましたが、どれもメスを
入れるものばかりでしたし。
私の父は、亡くなったときに入院していた病院の医師から
今後のためにも解剖をさせて欲しいと頼まれ了承しました。
(かなりたって兄が催促して、やっと結果を送ってくれたのが
不満でしたよ。)でも画像でどのくらいまで分かるものなの
でしょう。
Aiが効果的で、今後の医学・医療の進歩に繫がっていくと
いいなと思います。
 

投稿: ポージィ | 2008年1月25日 (金) 11時49分

★ ポージィさん

私はまだ経験したことありませんが
やはり遺族としては・・・身体にメスを入れることに抵抗あると思います。
そういう意味でも、このAiは、死亡時診断に貢献できると思いますね。

この本、本当に面白かったので、
是非読んでみてください。
長くないので、あっという間に読めますよ。

投稿: SAKURA-MOCHI | 2008年1月27日 (日) 00時42分

遅ればせながら・・・久しぶりにコメントっ。
たまたま、ワレも「チームバチスタの栄光」を今、通勤の電車の中で
読んでたんですわぁ~。
今、ちょうど上巻がもう少しで終わるところ。
「剖検」と言えば、ワレも「ポージィさん」と同様に
おとんが亡くなったときに医者から、是非 行わせて欲しいと申し出があったんです。
病気がとても希な症例だったようで、今後の医療のためとのこと。
でも、おかんが、おとんの身体にメスを入れることにかなりの抵抗があったようで
拒否したという経験があります。
Aiってのが、根付いて、ミンナの意識が変えて、医学の発展へ
繋がっていって欲しいと思います。

投稿: みっちー | 2008年2月17日 (日) 03時21分

★ みっちーくん

>でも、おかんが、おとんの身体にメスを入れることにかなりの抵抗があったようで
拒否したという経験があります。

実際に、そういう経験をしているのですね。
でも、自分も身内の身体にメスを入れることには抵抗あると思います。

世間の人に知ってもらう
というきっかけとしては
小説→映画、という宣伝効果はかなりあると思いますね。

今後・・・どれだけ浸透していくのか・・・ちょっと気に留めてみようと思います。

小説・・・後半、かなりテンポよく展開されていくので、
あっという間に読めますよ!
映画は、どうなんでしょう?
みっちーくんが見に行って感想を書いてくれるのを楽しみに待ってます!

投稿: SAKURA-MOCHI | 2008年2月18日 (月) 22時16分

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