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きいろいゾウ

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きいろいゾウ   西 加奈子

東京から九州の田舎に移り住んで暮らす夫婦

妻利愛子(ツマ)&武辜歩(ムコ)のお話。

最初は、思い合う夫婦の田舎暮らしを、単に描いているだけかと思っていたのですが、

読み進むうちに、

二人、その周りを囲む人たちが抱える心の傷が見えてくる。

大人になるということ、自分にとって大事なもの、を見つけていく。

その方法は、きっと同じではないし、正解はない。

だけど、時間がかかっても自分で見つけていくことが大事。

この本の最後のことば

‘ソラで言えるかは分からないけど、必要なものは覚えているのだ。

               それはきっといつも、そこにあるのだから。’

今の私の心に響いた本でした。

   あなたが大事にしたいもの・・・どこにありますか?

                                               by SAKURA-MOCHI

本屋でこの本を見た時、帯に書かれていた

いつか、この小説の「ツマ」役を演じてみたいです。 宮崎あおい

というのに思わず誘われてしまいました。笑

この小説・・・本当に映画化してほしいなあ、と思いました。

小説のイメージを崩されたくないと思い、原作を読んだものについては映画化、ドラマ化されたものは見ない主義だけれど、この本は、彼女の雰囲気にぴったりで、映像で見てみたくなりました。

小説の中では、ツマとムコののどかな生活が、ことばで色あざやかに描写されているのですが、

なぜか、色のない絵本のような印象を受けます。

読みながら自分で色を重ねて、思いも重ねていく・・・そんな感じの本です。

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SAKURA-MOCHIの本棚」カテゴリの記事

コメント

必要なもの 大事にしたいもの 
私もソラでは言えないと思いますが、
心の中、胸の中のどこかにそっとしまっているはず。
ときには自覚して取り出して見つめ直せたら
いいとも思うのですが、論理派じゃない
感覚派の私にはなかなか難しい。
だからあるはずと信じています。

>読みながら自分で色を重ねて、思いも重ねていく・・・そんな感じの本です。
 
以前どなたかがSAKURA-MOCHIさんに詩人を感じると
書いていらっしゃいましたが、こういう言葉を紡ぎだせるところ、
私もその方と同じように感じます。すてきです。

投稿: ポージィ | 2008年10月 9日 (木) 11時29分

★ ポージィさん

>必要なもの 大事にしたいもの 
私もソラでは言えないと思いますが、
心の中、胸の中のどこかにそっとしまっているはず。

ポージィさんも、
大事に大事にしまわれているのですね。

この本・・・ぜひ読んでみてください。
私は、この本を読み終えた日、
思わずプーさんの顔をジーと見ていたものだから
変な顔されました。笑


詩人・・・うーん、自分ではよく分かりませんが
そう言っていただけるのは嬉しいです。
言葉のバリエーションが少ないのが悩みですけど。。。笑

投稿: SAKURA-MOCHI | 2008年10月 9日 (木) 17時50分

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