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私という運命について

私という運命について (角川文庫)

私という運命について

          白石一文

前回は、40歳というピンポイントな年齢に焦点をあてた男性についてのお話。

今回読んだ本は、ある一人の女性が20~30代で経験した仕事、恋愛、結婚、出産を追っていったお話。

読む時期が重なったのは本当に偶然だったけれど、男性と女性という別々の人生が描かれ、比較できたのは面白かったです。

読み終わって気づいたのですが、

この本、著者は男性なのですね(少なくともペンネームは)。それが分かると、なるほど、と思う部分がいくつかある。

主人公の女性は総合職に就くキャリアウーマン。長身でスラっとして、おそらく標準より美人でかっこいい感じ。確かに、こういう女性は現実にもたくさんいるのだろうけれど、本の中のこの女性、女性ということを感じさせない部分がある。

とてもさっぱりしているのです。さっぱりし過ぎていてちょっと違和感を感じるのです、女性として。波乱万丈な人生を送っているのに。

女性的思考としては、もうちょっと、うだうだぐちぐちという心の展開があっても良いのではないかなあと。

でも、そのさっぱりとした主人公であるからこそ、読んでいて重くない。
だから好感を持てる。かえって共感が持てたような気がします。

私自身、結婚という一つの節目を迎えたこともあり
自分、そして相手の
人生について 運命について
以前より考えるようになりました。

この本も主題はそこにあると思います。
主人公宛に送られてきた手紙の中には、手紙の主の人生に対する思いが描かれていて、
それを通じて、主人公が自分の運命、人生について考え、気付き、そして・・・自分の道を見つけていく・・・そんな話。

印象的に残った言葉の中に

・・・・・選ばなかった未来、選べなかった未来はどこにもないのです。未来など何一つ決まっていないのです。だからこそ、一つ一つの選択が運命なのです。・・・・・

最近私が思うのは、選択するという、自分からのアクションが何事も大事なように思う。
受け身ばかりではいけない。
でも、受け身で良い、という道を選ぶのも選択の一つなんですよねえ。
でも、そこには自分が描くものとは違う道となるかもしれない、というリスクを背負うことも覚悟しなければいけないと思う。
どちらにしろ、ポジティブな選択をすることが、人を幸せにするのかなと。
消去法の選択ではダメなのです。

・・・・・運命というのは、たとえ瞬時に察知したとしても受け入れるだけでは足りず、めぐり合ったそれを我が手に掴み取り、必死の思いで守り通してこそ初めての自らのものとなる・・・

運命に出会っても、それを掴むという、自分からのアクションが無ければ
そして、それを大事に育ててあげなければ・・・ってことですよね。

この本はやっぱり女性に読んでいただきたいな、と思います。

ただ、残念なことに、
ラストが・・・しょぼい。

せっかく途中まではいろいろと考えさせられ、感動する部分もあり・・・気持ちよく読み進めていたのに・・・終わり方が・・・。

白い馬、これが鍵となるのですが、その登場の仕方がねえ。。。

私的に納得いきません。笑


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SAKURA-MOCHIの本棚」カテゴリの記事

コメント

男の目から見たキャリアウーマン・・・長身でスラッとして美人でかっこいい、そしてサッパリしてる。
確かにそういうイメージ強いと思います^^。
そういう人はウダウダグチグチ言わない・・・・というイメージがあります確かに(笑)

<<最近私が思うのは、選択するという、自分からのアクションが何事も大事なように思う。
受け身ばかりではいけない。>>
<<どちらにしろ、ポジティブな選択をすることが、人を幸せにするのかなと。
消去法の選択ではダメなのです。>>
いつも前向きな桜餅さんの言葉に背中を押され勇気をもらってます。保守的で変化を好まないという自分が間違いなくいるんで、同級生が前に進もうとしてる姿をみて、ボクも頑張ろうという気持ちになれるんです。
そうだ!!もっと頑張ろう!!

投稿: あつむら | 2009年3月23日 (月) 08時36分

★ あつむらくん

頑張ろう!という気持ちになってくれた人がいると知って、私も嬉しいです。
本来の私は、あまりポジティブシンキングな人ではないのですよ。
結構、うじうじと悩む。
アメリカで一人で生活していた時は、悩んで、落ち込んでばっかりでした。
でも、結婚してからは、家に仕事の悩みを持ち込まなくなったみたいで
切り替えが上手くできるようになりました!
家族の力、存在って・・・やっぱり重要だなあ、と思う今日この頃です。

20代は、がむしゃらに頑張っていてもなんとかなった部分があるけど
30代は、冷静に、きちんと考えて計画的に頑張ることが必要な気がします。
同じ‘頑張る’でも形を変えていかねばならない。これが・・・難しい。笑

投稿: SAKURA-MOCHI | 2009年3月23日 (月) 22時25分

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